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甘酸っぱくてジューシーないちごは、とてもデリケートな果物。冷蔵庫に入れておいても、アッという間に鮮度が落ちたり、気が付いたらカビが生えていた!なんていう経験も多いはず。

 

せっかく手に入れたいちごですから、上手に保存しておいしく食べたいですよね。

 

そこで旬の味を長く楽しむため、冷蔵保存する際のポイントや冷凍保存や加工することで、より長くいちごの美味しさを楽しむ方法をご紹介。また保存したいちごを美味しく頂く、美味しい食べ方もご紹介します。

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まずは美味しいいちごの選び方

美味しいイチゴを選ぶポイントとして、まずは表面の色付き。ヘタの近くまでしっかりと色付いていて、ムラが無いこと。さらに表面に艶があって産毛のようなものが生えているものをえ選びます。

 

またヘタの部分も緑が鮮やかでピンと先まで尖っている鮮度の良いものを選びましょう。

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またパック詰めで売られているものは基本的に上部の良く見えるところには綺麗なものを並べますが、下の段や見えにくいところは他のいちごやパックなどと接触してそこから柔らかくなるので、しっかりとチェックしましょう。

生のいちごを長く楽しむ冷蔵保存のコツ

生のいちごを長く味わいたい場合、冷蔵保存が最適ですが、いちごはとてもデリケートな果物。ただ単に冷蔵庫に入れるだけだと、保存期間はおよそ3~4日と少し短め。

 

しかしポイントを押させて上手に保存すれば1週間近くもたせることも可能です。冷蔵保存する場合は、下記ポイントに注意します。

1.ヘタを取るのはNG!

ヘタを取ると水分が抜けて乾燥が早まります。

 

またヘタを取った状態で水洗いすると、ヘタを取り除いた部分から水が入り込み、水っぽくなって味が損なわれてしまいます。だからヘタは取らずに保存しましょう。

2.水洗いは厳禁!

保存前に水洗いをすると表面に余分な水分が付き、カビの発生を早めてしまいます。また洗うことで表面が擦れ、ダメージを与えて傷みやすくなります。

 

なので冷蔵保存する前に水洗いするのはNG!いちごは食べる直前に洗いましょう。

3.ヘタを下に向けて重ねず1段で保存

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いちごはヘタの部分よりも尖った先の部分の方が甘味が強く、熟しています。なので尖った先の部分は柔らかく、圧力が掛ると傷みやすいため、ヘタの部分を下にして保存します。

 

また2段にすると、下段のいちごが上段のいちごの重みで負担が掛って傷みやすくなるので、他の容器に移すなどして、1段ずつになるように並べましょう。

4.野菜室より冷蔵室

いちごは温度が高くなるほど傷みやすくなります。冷蔵庫内も、保存する場所によっては微妙に温度が違います。

 

そのことを考慮して、ちょっと温度が高い野菜室で保存するより、より低温に保たれる冷蔵室の方がよく保存可能で、いちごの長期保存に適しています。

 

冷蔵保存の場合はできるだけ温度の低い場所で保存しましょう。

 

上記のポイントを押さえれば、およそ1週間近くは生食がいちごを味わうことが可能です。またできればひとつずつペーパータオルに包むと、いちご自身から蒸発する水分を吸湿してくれるのでより長く保存できます。

 

冷蔵での保存の場合、ポイントを押さえれば傷みを遅らせることはできますが、当然鮮度がいいうちに食べるのが一番美味しいので、冷蔵保存を過信せずに、できるだけ早めに食べることをおすすめします。

大量のいちごは冷凍保存がおすすめ!

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旬が過ぎてからもいちごを食べたい人や大量のいちごを保存したい人には冷凍保存をおすすめします。冷凍保存のメリットとして、新鮮な状態で冷凍保存することで、みずみずしさだけでなく、栄養価も失わずにいつでも好きな時にいちごを味わうことができます。

 

しかしデメリットとして、いちごの食感が変わること、甘みが少し落ちる点があります。

冷凍保存するため、水分は凍結するので、解凍すると水分が溶け出して果肉がぐちゃっとなります。ですが、冷凍いちごを使ったメニューは生のいちごに負けないくらい、たくさんのバリエーションがあります。

 

半解凍してシャーベット状にして食べるのはもちろん、牛乳に入れてミキサーにかけたり、アイスやスムージー、ゼリーに使ったり、加熱してジャムやソースを作るなどいろいろ使えます。

冷凍保存の仕方

1.いちごをよく洗って、ヘタや傷んだ部分を取り除きます。

もし、いちごがちょっとしなびている場合は、ヘタや傷みを取る前に、10~15分ほど水につけて吸水させましょう。※レモン汁入りの水だとなお良し!

 

2.水気をよく拭き取って、密閉容器や冷凍用保存袋などに入れます。

 

3.砂糖をまぶします。

いちごは冷凍によって甘みが落ちてしまいます。解凍後に水っぽくならないよう水気を切り、いちごに対して5%から10%の量の砂糖をまぶして、甘みを添加するのを忘れないようにしましょう。

またいちごに砂糖がなじんでから冷凍しましょう。

※ここで時間を置くといちごから果汁が染み出してきます。実が張った状態で凍らせるか、果汁に浸かった状態で凍らせるかは、お好みで冷凍してください。

 

4.冷凍庫に保管。

これで1ヶ月から数ヶ月ほどは保存ができるようになります。冷凍保存だと傷む心配がないので、セールの日にまとめて買っても大丈夫。また栄養価も損なわないので大量保存には冷凍保存がおすすめです。

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いちごを加工して保存してみよう

たくさんの量があれば、いちごジャムやドライいちごなどを家庭でも作ることができます。加工すると生食や冷凍とは全く異なる食感を楽しめます。

 

ただし、加熱・乾燥させるため、どうしてもビタミンCなどの栄養価や香りは失われてしまします。また生食でも美味しいいちごを使うのは、正直ちょっともったいないかもしれません。

 

参考までに家庭でも簡単にできるいちごの加工食品として「いちごジャム」と「ドライいちご」の手軽な作り方を紹介します。

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<出典>

○いちごジャムの基本的な作り方

  • いちご
  • 砂糖(果物の重量の半分が目安です)
  • レモン汁(保存性を高めるために使用)

大抵は鍋でコトコト煮ていきますが、レンジでも手軽に作ることも可能です。

ジャムを作るときに、果物によってはとろみ付けのために「ペクチン」を入れますが、いちごにはもともとペクチンが食物繊維として含まれているので、必要ありません。

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○ドライいちごの基本的な作り方

  • いちご
  • 砂糖(果物の重量の半分が目安です)

お鍋にいちごを入れて、上から砂糖をまぶすようにかけ、そのまま涼しい場所で丸1日放置します。砂糖漬けにすることで、浸透圧で水分が出てきます。

※ちなみにこの出てきたいちごの水分と砂糖が混ざって、いちごシロップとして利用できます。

砂糖漬けにして少し水分の抜けたいちごを鍋から出し、天日干しやオーブンで加熱するなどして、乾燥させればドライいちごの出来上がりです。

 

でも、結局いちごの一番美味しい食べ方ってなんなのでしょう?そんな疑問に答えるべく、最高と言われるいちごの食べ方をご紹介します。

最後にいちごの美味しい食べ方と「もっとも理にかなった食べ方」いちごのコクテイル

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<出典>

いちごを食べるときって、ヘタのついていたところを持って(フォークで刺して)、尖った先の部分を一口目にパクリと食べていませんか?

実はいちごは尖った先の部分が一番甘みが強く、ヘタの付いていた側へいくほど酸味が強くなります。

酸味を感じてから甘みを感じた方が口の中でバランス良く美味しさを感じられるので、ヘタの付いていた側から食べた方がよりいちごを美味しく味わえます。

 

またいちごの酸味が苦手な人は、砂糖や練乳をかけて食べるのがオススメです。いちごをチョコレートフォンデュで楽しむこともありますが、チョコレートの甘さによっていちごの酸味を強く感じる場合があるので、気をつけてください。

 

そして最後に「いちごのもっとも理にかなった食べ方」と言われている、イラストレーター・中原淳一さんが自身の著書『幸せな食卓』で紹介したいちごの食べ方、いちごのコクテイルをご紹介します。

いちごのコクテイル・レシピ

<材料>
いちご…6粒
ブランデー…大さじ1
はちみつ…大さじ1
レモン…1/4個

<作り方>
1. いちごはきれいに洗ってヘタをとる
2. ブランデーとはちみつを混ぜていちごにかけて30分程冷蔵庫で冷やす
3. 食べる前にレモンを絞って出来上がり

ブランデーとはちみつを1:1の割合で混ぜ、いちごにかけます。目分量でも大丈夫。最後にレモンを絞るのを忘れずに!

コクテイルは現代でいえばカクテルにあたるのでしょうか。モダンな響きがまた上品さを際立たせています。苺を食べた後の残ったシロップもまた美味しい!

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まとめ
  1. いちごは表面の色付きが良く、艶があって産毛のようなものが生えているものを選びましょう。またパック詰めで売られているものは下の段や見えにくいところに傷みはないか、しっかりとチェックしましょう。
  2. いちごを冷蔵保存するときは、ヘタを取らず、水洗いせずにヘタの部分を下にして重ねずに1段づつ並べて保存しましょう。
  3. いちごを大量に保存したいときは冷凍保存がおすすめ。ヘタを取り除き、水気を良く拭き取って、いちごに対して5%から10%の砂糖をまぶしましょう。
  4. たくさんの量があれば、いちごジャムやドライいちごなどにして保存するという方法もあります。生食や冷凍とは全く異なる食感を楽しめます。
  5. いちごはヘタのついていた部分から尖った先の部分へと食べると酸味と甘みのバランスよく感じるのでを美味しく食べるにはヘタのついていた部分から食べると良いでしょう。

「いちごのもっとも理にかなった食べ方」として、いちごにブランデーと同量のハチミツを混ぜて、冷蔵庫で冷やす食べ方をご紹介しました。

 

子供から大人まで魅了するいちごですが、味わい方、食べ方、保存方法など工夫すれば、なお一層おいしく食べられることがよく分かりました。今回の記事を参考に皆さんも「いちごライフ」をお楽しみください。