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イタリアの諺で「トマトが赤くなると医者が青くなる」と言われるほど栄養価の高いトマト。

 

トマトの栄養価の中でも代表的なものと言えば「リコピン」が思い浮かびます。健康オタクでない人でも、テレビなどで一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。

 

このリコピン、実は強力な抗酸化力があり、生活習慣病の予防、老化防止、美白効果、ダイエット効果などあらゆる場面で私達の健康を守ってくれる効果があります。

 

またそれだけでなく、美容効果も持ち合わせた実力の持ち主なんです。今回はそんなリコピンについて詳しく紹介すると同時に効果的な摂取の仕方などもご紹介します。

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トマトの代表的栄養素・リコピンとは?

リコピンとは天然色素であるカロテノイドの一種で、トマトやスイカ、ピンクグレープフルーツなどに多く含まれます。ちなみにリコピンを最も多く含む食品はトマトです。

トマトの栄養や、接種効果はこの記事
トマトジュースで健康生活へ!知って得する栄養素、効果と効能とは!?

 

このリコピンの最大の特徴は強い抗酸化力でビタミンEの100倍もの抗酸化力を持っています。

 

リコピンの働きで動脈硬化を引き起こす原因である悪玉コレステロールの酸化を抑えたり、脳梗塞や心筋梗塞の原因となる血管の詰まりや、血液の流れが悪くなることで起こる高血圧を防いだりするなど、様々な病気の発症を抑える効果があります。

 

ほかにもガンの原因にもなる活性酸素を除去してくれる作用があったり、花粉症や喘息を軽減する効果があると報告されています。

 

またリコピンの効果は抗酸化力だけでなく、メラニン生成を抑制する働きがあることから美白・美肌効果があったり、ダイエットに効果があるなど、美容的な観点からもいろんな効果・効能が見られます。

 

普段何気なく食べているトマトにはこんなパワーが秘められていたとは驚きです。

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リコピンの抗酸化力で生活習慣病の予防を

前にも述べたように、リコピンには抗酸化力は動脈硬化を引き起こす原因であるコレステロールの酸化を抑制する働きがあります。コレステロールは脂質の一種で、善玉コレステロールと悪玉コレステロールに分けられています。

 

コレステロールと聞くと悪いイメージが先行しますが、実は体の中の細胞膜を作る成分として、また、ホルモンの原料としても欠かせない成分です。

 

しかし活性酸素による過剰な酸化や高い血圧によって粘度が増すと、血管壁にこびりつき、動脈硬化の原因になります。動脈硬化は脳梗塞や心筋梗塞など、生活習慣病から一歩進んだ大きな病気を引き起こす原因となります。

なんでリコピンは生活習慣病に効く?

リコピンはその強い抗酸化力でコレステロールの酸化を防ぎ、動脈硬化の予防に大きく役立っています。

 

リコピンの抗酸化力は体内の過剰な活性酸素が起因となる動脈硬化、高血圧、糖尿病などの生活習慣病の予防や改善にも効果があると言われています。

 

また活性酸素を除去することで、血流の改善を促し、代謝の活性化によって脂肪が付きにくい体となり、肥満予防に効果があらわれます。さらにガンの原因にもなる活性酸素を除去してくれる作用があるとも言われています。

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活性酸素に効く!

活性酸素はその強い酸化作用のために、タンパク質やDNAを傷つけたりします。

 

また、細胞や臓器にも悪い影響を及ぼします。最初に申し上げたとおり、リコピンはカロテノイドという緑黄色野菜に含まれている色素の一種なのですが、ビタミンEの実に100倍もの効果があり、あのβ-カロテンの2倍の抗酸化作用があります。

 

純粋にこれは凄い!って感じですよね。

毎日の生活の中で、トマトを意識しながら摂取することで、抗酸化作用の強いリコピンをしっかりと体内に取り込み、体の中から生活習慣病を予防しましょう。

 

では本当にトマトのリコピンで本当に美肌になれるのでしょうか?

リコピンがもたらす美容効果について

さらにトマトのリコピンには多くの美容効果も兼ね備えています。

美白効果でいえば、肌を黒くしてしまうメラニンを作るチロシナーゼという酵素を抑える働きがあります。メラニンの生成を抑えることで、白くて綺麗な肌を保っていけます。

 

また年齢を重ねるごとに増えていく「しわ」に対しても効果を発揮してくれます。

 

コラーゲンを作っている細胞に対してリコピンを注入すると、その細胞にてコラーゲンの減少が抑えられ、更にはコラーゲンの生産も促すことで、コラーゲンの増加が見込まれます。

その例として、リコピンの摂取から約8週目以降で目下のしわが減少したという報告が上がっています。

 

さらに女性には嬉しいダイエットの効果があります。

トマトがダイエットに対して効果を発揮するのは、リコピンが成長ホルモンの働きを活発化させて、基礎代謝を高めてくれる働きがあるからです。またトマトにはリコピンだけでなく、食物繊維とペクチンを含んでいるため、さらにダイエット効果にも期待出来ます。

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リコピンの効果的な摂取方法

リコピンを最も多く含んでいる野菜はトマトですが、その含有量はトマトの熟成する度合いによって大きく異なるといわれています。

 

完熟トマトでは1kgあたり約50mgのリコピンが含まれていますが、熟していないトマトのリコピン含有量はその10分の1である5mg程度しか含まれていません。

 

完熟する前に収穫する生食用のトマトよりも、完熟したトマトを用いて製品化する加工品トマト(トマトジュースやトマト缶、ケチャップなど)に豊富に含まれています。

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効果的な摂取量は?

またリコピンは熱に強い成分でもあり、加熱をした方が体内に吸収されやすいことから、加熱加工を施された状態の方が体内に吸収されやすい構造であるといわれています。

なおリコピンの効果的な摂取量は1日15mg程度ですが、これは大きめトマト約2個分に相当します。

 

トマト2個を毎日食べるのはなかなか大変ですが、トマトジュースなら1缶(約150ml)で摂取できます。

これなら毎日続けられそうですね。

 

またリコピンは脂溶性なので油脂分に溶けた状態ではじめて吸収されます。ですから基本的には、乳製品や油脂分を含む食品との同時摂取が良いと言われています。

なのでヨーグルトや牛乳+シリアルなどを食べた後にサッとトマトジュースを一杯飲むのが良いでしょう。

 

ただ闇雲にトマトジュースだけを飲むのではなく、より効果的な飲み方で確実にリコピンを体内に取り込みましょう。

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まとめ
  1. トマトの代表的栄養素・リコピンにはビタミンEの100倍もの抗酸化力があり、この働きで様々な病気の発症を抑える効果があります。
  2. リコピンの抗酸化力で動脈硬化、高血圧、糖尿病などの生活習慣病の予防、ガン予防に効果があります。
  3. さらにリコピンには美白・美肌効果、ダイエット効果など美容効果も期待できます。
  4. リコピンの効果的な摂取方法として、生のトマトを2個食べるよりも、ヨーグルトやシリアルなどと一緒にトマトジュースを一杯飲むのが続けやすくて効果的です。

トマトが体に良いということは知っている方がほとんどだったとは思いますが、その中でもリコピンの効果をこう具体的に記してみると、「これほどに良いものだったのか!」と思う方もいると思います。

 

日頃あまりトマトを食べていないという方はこれを機にぜひトマトやトマトジュースの摂取を心掛けてみてください。今より体調が良くなり肌の調子も良くなるかもしれませんよ。