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栄養豊富で夏野菜の代表格ともいえるトマト。真っ赤に熟したトマトからできたトマトジュースですが、他のジュースに比べて飲みにくいなぁ、と少しマイナスなイメージもあります。

 

しかしトマトジュースにはマイナスイメージを上回るくらいの栄養素がたっぷり含まれて、手軽に摂取できるため、人気が高まっています。

トマトジュースには一体どんな栄養素がふくまれ、私達の体にどんな効果をもたらすのでしょうか?今回はトマトジュースの栄養素と、体にもたらす効果や効能についてご紹介します!

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トマトジュースに含まれる栄養素や成分について

トマトジュースに含まれる栄養素で主なものはこの6つ

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○リコピン

トマトといえば「リコピン」といわれるほどの代表的な栄養素。強力な抗酸化作用を持つ成分で赤色の色素が多く含まれています。

このリコピンが体内の活性酸素を抑制してくれたり、コレステロールの酸化を防いだり、また脂肪の蓄積を防ぐ働きもあることから、生活習慣病の予防やダイエットにも効果的とされています。

○リンゴ酸・クエン酸

トマトの酸味成分は主にクエン酸やリンゴ酸といったフルーツにも含まれている酸で、胃の粘膜の炎症を抑えてむかつきを解消するなど、胃粘膜の健康を保つ働きがあります。

また疲労の原因物質である乳酸を分解する働きや、エネルギーを産生する働きをもあり、疲労の回復や、夏バテなどで体力が消耗している方にオススメです。

○ケルセチン

トマトの皮に多く含まれる成分で、ケルセチンには血流を良くする効果があると言われています。また血管を丈夫にする働きがあるため、動脈硬化の予防効果が期待できるとされています。

よく玉ねぎやトマトを食べると、血液がサラサラになるという事を聞きますが、これはケルセチンによる効果だと言われています。

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○食物繊維

食物繊維は腸内環境を整えて便通をよくする作用や、コレステロール値を下げる働きがあるため、便秘の改善や生活習慣病の予防に効果的と考えられています。

ちなみにトマトの果実のゼリー部分に水溶性食物繊維であるペクチンが含まれています。

○カリウム

カリウムには体内の余分な水分と塩分を排出させる作用があり、むくみの改善に役立ちます。また塩分を排出させることで高血圧症や高脂血症などの生活習慣病などの予防に繋がり、更に動脈硬化やガン発症のリスクを低下させる働きがあります。

このカリウムは生の野菜から必要量を摂取しようと思うと、かなりの量を食べなければいけませんが、トマトジュース200mlで1日の必要量の約1/3が摂取できます。

○グルタミン酸

グルタミン酸とはトマトジュースに含まれるうまみ成分のひとつです。内蔵脂肪が増えたりの蓄積するのを防ぐ働きがあるため、生活習慣病の予防に効果があるといわれています。

また肌の潤いを保持する天然保湿成分の40%を占めるため、摂取することで美肌効果が期待されます。ほかにもグルタミン酸には利尿効果、脳を活性化する効果、血圧を下げる効果などが見られます。

生のトマトよりもトマトジュースの方が栄養豊富?

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実はスーパーの生鮮食品に置いてある生食用のトマトよりも、トマトジュースやトマトの缶詰など加工されたものの方がリコピンなどの栄養素が豊富に含まれているのをご存知ですか?

トマトの実は熟して赤くなったトマトほど、栄養素が多く含まれます。市場で売られている生食用のトマトは、流通事情から完熟前に収穫したものが多く、実が熟する前に樹から収穫します。

 

しかしジュース用のトマトの多くは、樹で熟したトマトを使用しています。理由はジュースにする際、着色料などを使わずにトマト本来の赤い色を出すためです。

 

また生食用のトマトとジュース用のトマトでは栽培方法も異なります。生食用のトマトは年中供給することが必要なため、ビニールハウスなどで栽培されていますが、ジュース用のトマトは真っ赤に熟させるため、太陽の光をたくさん浴びさせる必要があり、そのため屋外で栽培されています。

ジュースは旬のトマト!

またジュース用のトマトは絞ったあとで保存がきくため、収穫時期も旬の時期が多いそうです。このような理由からジュース用のトマトは完熟トマトから作られるため、生食用のトマトよりも栄養素をたくさん含んでいるのです。

 

ただし、すべての栄養素についていえるわけではなく、生のトマトの方がより多く含まれる栄養素もあるので、状況に合わせて生で食べたり、ジュースを飲んだりするなど、トマトの美味しさ味わったり、しっかりと栄養素を摂ったりすることをオススメします。

驚くべきトマトジュースの効果はこんなにも!

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上で紹介した栄養素を含んだトマトジュースですが、トマトはたくさんの効能を秘めた野菜であるということが実感できたのではないでしょうか?

そこでトマトジュースの効果や効能についてもう少し具体的に分かりやすく紹介します。

 

トマトには、アルコールや、体内に残留することで二日酔いの原因になる物質「アセトアルデヒド」(アルコールを分解して出来る物質)の代謝に関わる酵素を活性化させる作用があります

 

実際の人での実験において、

「トマトジュースとお酒を同時に摂取することで、血中のアルコール濃度を3割減少させ、アルコールが体内から消えるのが50分早くなる」

 

という結果から、トマトジュースには酔いが回りにくく、酔いが冷めやすい、または二日酔いを防止するといった効果があることが立証されました。

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生活習慣病の予防

またリコピンには動脈硬化や脳血管障害などの原因となるLDLコレステロール(悪玉コレステロール)の酸化を抑える働きもあります。

 

トマトジュースにはご存知のとおりリコピンが多く含まれています。リコピンには強い抗酸化作用があり、その力は同じ強い抗酸化力を持つことで知られるビタミンEの100倍以上といわれています。

 

このリコピンの他にもLDLコレステロールの値を低下させる食物繊維、血液中の脂肪増加を抑えて血管を健康に保つ13-oxo-ODAやケルセチンなどの成分も含まれます。

 

このような理由から、トマトジュースは動脈硬化や糖尿病、高血圧などの予防に効果的とされ、毎食時にコップ一杯(約200ml程度)飲むだけでも、生活習慣病を予防する効果が期待できるといわれています

脳卒中にも効果的!

またほかにもリコピンを多く含むトマトジュースを飲むことで、脳卒中の予防に大きな効果が得られたり、重症気管支喘息の患者がリコピンを多く含むトマトジュースを飲んだことで症状が緩和されることが分かるなど、リコピンを効率よく摂取できるトマトジュースに注目が集まっています。

 

またリコピンは強力な抗酸化作用を持っているため、アンチエイジング、美肌といった美容効果も見込めます。体内にある細胞を酸化させる“活性酸素”を除去し、肌の美しさを守ったり、老化を防いでくれます。

ダイエット効果

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トマトジュースに含まれている13-oxo-ODAには、肥満の原因になる脂質やコレステロールの値を正常に保つ働きや、脂肪の燃焼効果があることが最近の研究で明らかになっています

また、リコピンにも体の中に脂肪が溜まるのを防ぐ作用があるため、体重増加が気になっている方にもオススメです。

美肌効果

抗酸化作用の強いリコピンには、肌のハリを保つコラーゲンの量を増やしてシワの生成を予防する働きがあります。

また、シミの原因となるメラニンの生成を抑える働きもあり、シミの予防も期待できます。

さらに、トマトジュースに含まれる食物繊維のペクチンには便秘を解消する働きがあるため、便秘が原因で起こる吹き出物の解消にも役立ちます。

体内に溜まった余分な水分を排出させるカリウムも多く含まれるので、むくみを解消して体の内側からキレイになりたい方も、トマトジュースを積極的に摂り入れることをおすすめします。

トマトジュースを飲んで二日酔いを防ごう

さらにトマトジュースには二日酔いにも効果があることをご存知でしょうか?

頭痛や胃のむかつき、吐き気などの二日酔いの症状は、肝臓でアルコールが分解される際に、有害物質であるアセトアルデヒドが発生することが原因で起こります。

 

トマトジュースに含まれるリコピンには、アセトアルデヒドの作用を抑える働きがあるだけでなく、解毒作用のあるグルタチオンや利尿作用の高いカリウムも多く含まれているため、二日酔いの予防や症状の改善に適した飲み物であると言えるのです。

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また、二日酔いの症状がでるときは体が脱水気味になっていることが多いので、たっぷりと水分補給をして、体の中の有害物質を排出することも大切です。

トマトジュースには水分やミネラルもたっぷりと含まれているので、そういう意味でも二日酔いには効果的と言えますね。

 

またトマトジュースはアルコールとの相性が良いそうです。

ウォッカベースの「ブラッディ・メアリー」や、ビールベースの「レッドアイ」など、トマトを組み合わせたお酒がありますが、これらのカクテルが親しまれているのは、二日酔いにはトマトが良いという昔からの言い伝えがあるからだともいわれています。

 

実験結果でも、お酒を飲むときにトマトジュースを一緒に摂ることで、血液中のアルコール濃度が低下するだけでなく、アルコールの代謝に関わる酵素の活性速度がアップすることがわかっています。

急激に酔いが回るのを避けたい方や、翌日にアルコールが残ってしまうのを避けたい方は、積極的にトマトジュースを摂るようにするとよいでしょう

 

とはいえ、やはり飲みすぎは禁物です。トマトジュースと適度な量でお酒を楽しみましょう。

トマトジュースの効果・効能は妊婦さんにもオススメ!

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さらにトマトジュースは 妊婦さんにもおすすめの飲み物だとご存知でしたか?

リコピンの働きで血圧を下げてくれたり、食物繊維の働きで便秘解消も期待でき、さらに抗酸化作用で老化や病気を予防する効果もありますので、体を大事にする妊婦さんにもとてもオススメできます。

 

また、つわりの時期などにもトマトジュースは大活躍!みずみずしさと程よい酸味で、つわりによって起こる胸やけや気持ち悪さを軽減してくれます

 

そして妊婦さんは進んで摂取するようにと言われる 葉酸も豊富に含まれています。お腹の胎児にとって葉酸不足は非常に危険ですし、ママとしては、五体満足な体で生まれて来てほしいですよね。また、妊娠後期ともなると血圧が高くなりがちなので、無塩のトマトジュースを選んだ方がよいでしょう。

 

しかし一般的にトマトは体を冷やす野菜といわれています。体を冷やすのは避けたいので、生でトマトを食べる場合やトマトジュースを飲む場合は、冷たく冷やさずに常温で摂取すると良いでしょう。

体と胎児、2人のためにも、トマトジュースを飲んで元気な赤ちゃんを産んで下さいね。

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トマトジュースに含まれる沢山の栄養素をおさらい

トマトジュースの栄養素は代表的なリコピンのほか、βカロチン、体の潤滑油と言われるビタミン類(ビタミンC、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンE等)、カリウム、マグネシウム、カルシウム、鉄、亜鉛、セレンなどのミネラルも豊富に含まれて、非常に栄養価の高いのみ物です。

特に日本人に不足しがちな栄養素である亜鉛、鉄、カルシウムが少量ながら含まれているのが大きなポイントです。

 

トマトジュースが体に良いということを知っている方がほとんどだと思いますが、具体的に栄養素や効果、効能を記してみるとこれほどまでに体に良いものだったのか!と改めて感じるのではないでしょうか。

 

日頃あまりトマトを食べていないという方はこれを機にぜひトマトジュースを飲んでみてください!今より体調が良くなり肌の調子も良くなるかもしれませんよ!

 

とはいえ、どの程度飲めば効果的なのでしょう?

簡単!トマトジュースのお勧めの摂り方

では、実際どのくらいトマトジュースを飲めばよいのでしょうか?

 

ある研究では「1日にリコピン16mg」を摂取することを推奨しています。リコピン16mgは一般の生食用トマトだと2~3個分、ミニトマトだと約10個分に相当します。

 

「毎日そんなにトマトを食べ続けられないなぁ」

とお思いの方もいらっしゃると思いますが、トマトジュースにすると約190~200g。およそジュース缶1本程度で摂取することができます。

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なので夕食時やお風呂上がりにトマトジュースを飲めば、朝までにトマトの栄養素が行き届いているはずです。

ちなみに寝る前に飲むと吸収率が高くなり、朝起きると顔のむくみや足のむくみがかなり改善する効果があるので寝る前に飲むのが、一番のオススメです

 

またトマトジュースに含まれているリコピンは脂肪燃焼効果がかなり高いので、痩せたい人は毎日トマトジュースを飲む事を守り、オリーブオイルと一緒に摂取する事を心掛けましょう。ちなみにオリーブオイルを一緒に摂取することでリコピンの吸収率が上がります。

 

摂り方はトマトジュース一杯にオリーブオイルたった5gを入れて飲むと、吸収率が1.5倍に上がる事が判明しており、20gにするとなんと4倍以上に跳ね上がるそうです。

毎日、習慣的に飲むことで効能が現れますので、慌てずゆっくりと待ちましょう。

実際の効果

たった一杯のトマトジュースとお思いでしょうが、こんなに生活改善が期待できる効果があるんです。実は私も1週間ほど前からトマトジュースを飲み始めましたが、お通じが良くなり、特に運動などをしていないのに、体重も2キロほど減りました

たった一杯のトマトジュースですが、続けて飲むとやはり効果が出てくるので、これからも続けていきます。

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まとめ
  • トマトジュースに含まれる栄養素はリコピン、酸味成分、ケセルチン、食物繊維、カリウム、グルタミン酸など
  • 生のトマトよりも完熟トマトで作るトマトジュースの方が栄養価が豊富な場合も
  • 栄養素たっぷりのトマトジュースは二日酔いの防止や、脳卒中の予防、気管支喘息の緩和、そのほか、強力な抗酸化作用によるアンチエイジング、美肌効果も見込めます。
  • トマトジュースの効能は妊婦さんにもオススメ。
  • トマトジュースには生活習慣病の予防、ダイエット効果、美肌効果があります。
  • トマトジュースはお酒とも相性が良く、二日酔い防止にも役立ちます。
  • トマトジュースにはリコピン、βカロチン、ビタミン類のほか、カリウム、マグネシウム、などのミネラルも豊富。
  • トマトジュースは毎日缶1本程度飲むと効果的。オリーブオイルと一緒に摂れば吸収率が1.5倍に。

これだけいろんな効果のあるトマトの栄養素を手軽に取れるトマトジュースをオススメしないわけにはいきません。

 

ぜひ毎日の食卓に1本から初めてみては如何でしょうか?きっと体調の変化が感じられるはずです!

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