つるん、ぷるん、ぬるん!!

じゅんさいってご存知ですか??私が初めて食べたのは日本料理屋さんでした。その時は一体何かわからず、ただただその不思議な食感に衝撃を覚えたことを覚えています。

その後、秋田県へ遊びに行ったとき、色々な料理にこの「じゅんさいが使われており、その時これは山菜ではなく水草である、ということも知ったのです。

おいしさが忘れられず、お土産にたくさん買ってきたじゅんさいですが、一体こやつをどうしてやったら良いのか…と悩んで色々と研究した時のことをお伝えします!!

じゅんさいの食べ方

じゅんさいを美味しくいただくためにはまずは下ごしらえから!美味しく食べるための下ごしらえ方法をみていきましょう。

じゅんさいの下ごしらえ,下処理方法

買ってはきたもののさてどうしましょ、と最初にぶち当たった壁が下処理でした。私は試行錯誤してしまいましたが、実は簡単なので覚えておいてくださいね!!

生のじゅんさいの場合

生のじゅんさいは、ボールなどに入れ、汚れを落とすために2、3回水で洗います。

この時、じっくり念入りに洗ってしまうとせっかくのぬめりが落ちてしまいますので、「じゅんさい独特のぬるっと感が残るようささっと手早く」、がポイントです。

この後加熱する場合でじゅんさいの色を気にしないのであればもうこのままでも大丈夫です。

じゅんさいの鮮やかな緑色を楽しみたい場合

生で食べたい場合や鮮やかな緑色を楽しみたいときは、この後冷やして色出しをします。

洗ったじゅんさいを、鍋にたっぷりと水を入れて沸騰させたところへさっと投入します。しばらくすると茶色がかった緑色のじゅんさいがぱっと鮮やかな緑色になりますので、そうしたらすぐにボールにいれた冷水に取ります。

粗熱が取れたらざるにあけ、充分に水けをきります。

 

もし水気が気になってふき取る場合は、じゅんさいのぬめりを取ってしまわないよう、やさしくそーっと丁寧にふき取ってくださいね。じゅんさいを冷やす際の冷水は氷水がおすすめです。

かんたーん!あっという間に下ごしらえ完了です!

 

じゅんさいの下ごしらえのやり方は海藻やきのこの湯通しと同じですね!お水に塩を入れる必要はありません。

瓶詰めのじゅんさいの場合

産地から離れた地域で流通しているのは、ほとんどが瓶に入ったじゅんさいです。

瓶詰めのじゅんさいの場合、すでに加熱処理がされているので、お湯を通す下ごしらえは不要です。瓶詰のじゅんさいは、水煮と酢漬けのどちらかで流通されていると思いますので、表示を確認してみてください。

じゅんさいが酢漬けにされている場合、原材料に『ph調整剤』『酢酸』などの表記があるはずです。

(1)水煮のじゅんさい

水気を切ったらそのまま食べられます

気になる場合は、さっと水で洗い流してから調理してください。この時、生の場合と同じように、ぬめりを落とさないよう注意です!

(2)酢漬けのじゅんさい

酢漬けになっているじゅんさいも、酢のお味が気にならなければ、水けを切ってそのまま食べて構いません。酢を抜きたい場合は瓶の中に入っているじゅんさいを一旦ボールなどにあけ、酢水の汁気を切ります。

その後、たっぷりの水を張ったボールにじゅんさいを移して、しばらく水に漬けておきます。

じゅんさいは30分ほども水に漬けておけば充分だと思いますが、酢が苦手な方や気になる場合は1晩つけておけば酢の香りはほとんど抜けます。水に漬けておいたじゅんさいは、しっかりと水気を切ってください。

何度も言いますが、ぬめりが取れてしまうとおいしさ激減ですので、そーっとやさしく!!です(笑)

酢抜きも簡単!

「酢抜きするか酢抜きしないか?」、で悩んでしまうかもしれませんが、状況に応じて、例えばその後加熱調理をするときは酢抜きをせずにそのまま、もしくは酢抜きをする場合にも短時間で大丈夫。

酢のものにする場合も同様ですね。

 

じゅんさいを加熱しないで、酢以外のお味でそのまま味わいたい場合などはしっかりと酢抜きするとおいしく頂けるかと思います。

どちらにせよ、繰り返しになりますが加熱されているものは何もせずにそのまま食べても大丈夫ですので、ご安心を。

 

袋詰めやカップ詰めのじゅんさいもありますが、表示などを見て、『加熱じゅんさい』か『非加熱じゅんさい』かを確認してから、どちらかの下ごしらえをしてください。

じゅんさいレシピ !!私のオススメの食べ方/調理法

手の込んだ緻密なじゅんさい料理は料亭で楽しむことにして、ここでは私でも作れる!(笑)簡単じゅんさいレシピ自宅バージョン!!をお届けしようと思います!!

・じゅんさいの味噌汁

通常のお味噌汁を作る要領で、水を張った鍋を火にかけ、だしを取ります。

次に味噌を入れます。ここがポイント!具より先に味噌です!

じゅんさい等ぬめりのある具材で味噌汁を作る場合、いつも通り最後に味噌を入れると、ぬめり感で味噌が分離してしまい、うまく味噌が溶けません。

じゅんさいのぬめりの中に味噌が浮かんだお味噌汁になってしまうので、じゅんさいのお味噌汁は味噌を先に、が鉄則です!

 

火を止める直前にじゅんさいを鍋に投入します。加熱しすぎると美味しさが損なわれますので、さっと火を通す程度にしましょう。

じゅんさいだけでなく、他にねぎや豆腐、なめこ、ミョウガなどと組み合わせても美味しいお味噌汁になります。お好みで色々試してみてくださいね。火が通りにくい具材は味噌を入れる前に早めに加えて火を通し、その後に味噌、じゅんさいの順番です!

・じゅんさいのスープ

今度は日本と同じく、じゅんさいをおいしく食べている中国のレシピ、じゅんさいチキンスープです!うちの近所の中華料理店でも出されているこのじゅんさいのスープ、中国では昔から定番の1品だそうです。

  1. とりのひき肉200gをとくほぐし、ねぎ2センチ、生姜少々と共に水400CCいれた鍋に入れて火をかけます。
  2. 煮立ったらあくを取り、その後40分ほど弱火で煮ます。
  3. キッチンペーパーを引いたざるなどで濾し、スープと具に分けます。
  4. 取り分けたスープに味を見ながら塩少々を加え、じゅんさいを浮かべます。

この場合、じゅんさいは下ごしらえの段階で冷水に取らず、温かいままスープに加えます。冷蔵保存してある場合等でじゅんさいが冷たい場合には、あらかじめ熱湯で温めておきます。

時間がない場合は市販の鶏がらスープなどを使っても作れますが、お肉からじっくり作ると鶏のいい油とおだしが出ておいしいですよー!!

・じゅんさいの天ぷら

じゅんさいはさっと洗い流すだけで、下茹では不要です。

先ほどの下ごしらえでお伝えしたお鍋に投入して水にあける、という手順はすとっばして大丈夫です!

じゅんさいの天ぷらの作り方は、

  1. じゅんさいの水気をやさしーくふき取り、てんぷら粉をつけて、180℃の油でさっと揚げます。
  2. じゅんさいは火の通りを気にしなくてもいいので、衣においしそうな色がつけばもう出来上がり!

塩、しょうゆ、めんつゆ等々お好みの味であつあつを召し上がれ~!!

このさくっとろっの不思議なコンビネーションは癖になりますよー!いくつでも食べられちゃいます。私の一押しはもみじおろし、友人のお勧めはポン酢です!!!

皆さんも色々お試しあれ~!

他にもじゅんさい料理はいっぱい

他にも、冷たく冷やしてわさび醤油でいただいたり、三杯酢であえて酢の物にしたり、それに白身魚や鶏肉と合わせた吸い物にするのもおいしいです!!

名産地の秋田では、たっぷりとお鍋に入れたり、うどんのトッピングにしたりするそうですよ。

 

お味が主張しないからこそ、ぬるつるっとした食感を生かすレシピ、工夫次第で色々とオリジナルアレンジが楽しめそうですよね。

じゅんさいの賞味期限と保存方法ってどんな??

せっかく買ってきたじゅんさいだけど、こんなにたくさんいただいたじゅんさいだけど、すぐに食べきれないよーっていう時ありますよね。

山ほどじゅんさいを買ってきた私が(笑)美味しく食べきるためにぜひ押さえておきたい賞味期限と保存方法についてお伝えしたいと思います!!

生のじゅんさいの場合

まず生のじゅんさいの場合は冷蔵保存が必須です。

数時間で食べる場合には下ごしらえ後そのまま冷蔵庫に入れておく、というのでも大丈夫ですが、お水の中で健やかに育ってきたじゅんさいですからね、何日か独特のつるつる感を楽しみたいという場合には、水に漬けて冷蔵庫へ入れてあげて下さいね!!

暑い時期ですと2,3日、寒い時期ですと1週間ほどは保存できますが、じゅんさいを冷蔵保存する場合には、必ず毎日こまめに水を替えて新鮮なお水に漬けましょう。

 

傷みを予防するためには、下ごしらえしたじゅんさいを真水ではなく、酢水につけておく、というのもおすすめです。その場合にもなるべく早く食べきるようにしてくださいね。

 

水に漬けて冷蔵保存していると、じゅんさいは残念ながら徐々にぬめりがなくなってきてしまいます。なんといっても、じゅんさいはぬめりが命!!です!!

ぜひにゅるんとしているうちにおいしく食べきってください。

加熱済みじゅんさいの場合

瓶詰め、袋詰め等加熱処理がされているじゅんさいの場合、商品によって違いはあると思いますが、大体半年から1年くらいの賞味期限のものが多いようです。

意外と長いです!!

 

旬の春~夏季ではなくてもじゅんさいが味わえるっていうのは嬉しいですよね!!!

こうしたじゅんさい商品はほとんど、未開封ですと常温で保存できます。加熱済みのじゅんさいであっても、一度封をあけたじゅんさいは必ず冷蔵保存をして、早めに食べきってしまいましょう。

冷凍について

大変残念ながら、家庭でじゅんさいを冷凍保存しようと思うと、生じゅんさいでも加熱済みじゅんさいでもうまくいきません。しょんぼり。

なんでうまくいかないかといいますと、水に漬けて保存して日数が経過したじゅんさいと同様に、冷凍と解凍によって、じゅんさいの特徴であるぬめり感がなくなってしまうんです…涙。

 

ぬめりがなくてもいいわ!という人は…まれにしかいないと思いますが…その場合は物理的には冷凍も可能です(笑)。

「この生のじゅんさいのおいしさをシーズン以外も楽しみたいのにどうしたらいいのっ!!!」という方には、冷凍で販売されているじゅんさい商品がおすすめです!!!

まとめ
  • じゅんさいを生で食べる場合は下茹でが必要
  • 加熱の場合は水でやさしくすすぐだけでOK
  • 酢漬けの場合は、お好みで酢抜きをして冷たい料理にはあらかじめ冷やす
  • 温かい料理にはあらかじめ温める
  • じゅんさいの温度も工夫するとよりおいしいじゅんさいレシピの完成!
  • じゅんさいは水に漬けて冷蔵1週間以内!冷凍NG!!

以上、本日はじゅんさいの下ごしらえと自宅で簡単に作れるじゅんさいレシピ、じゅんさいの保存方法についてお届けしました。

じゅんさいは、小さいもの、大きさがそろっているものの方が高級品だそうです!

ぜひおいしいじゅんさいをおうちでも味わってみてくださいね。

⬅︎ 前のページへ