皆さん、突然ですが、海外の市場っていいですよね!!

ワイワイ活気があって、いたるところで売り手と買い手がガヤガヤ交渉してたり、他には見たこともない食材がカゴにどっさりと積まれてたりとかして。

なんだか、自分も行ったような気になって、写真を見るだけでもウキウキしてきませんか???

中でも果物なんかは、日本で見かけるのと全然違いますよね!今回は、私たちにとって珍しい果物を、たくさんある中から詳しく説明したい5つをピックアップしました!

どうぞご覧ください!

【珍しい果物一覧】何これ?

それでは、ここから珍しい果物を見て行きましょう。

なんだかモジャモジャ。この果物は一体???

さて、なんでしょう、この果物は……?結構インパクトのある見た目ですよね。モジャモジャしています。

これは、ランブータンという果物

毛むくじゃらの皮を剥いて、中の白い実の部分を食べます。ちなみに名前も、マレー語で「毛むくじゃらなもの」という意味。そりゃあ、ね……。

気になるお味の方は???

東南アジアではよく食べられている果物なんですけど、日本ではあんまり見かけませんよね。

味はライチに似ているみたいですが、調べていたらライチより美味しいという意見が結構ありました(すみません、食べたことありません……)。

日本人が意外と昔から知ってた果物?

意外なことに、日本にランブータンは意外と昔から伝わってきていたみたいで、江戸時代の画家・伊藤若冲の『蔬菜涅槃図』という絵(横たわった大きな大根を、いろんな野菜や果物が見守っている絵です)には、野菜や果物の中にしれっとランブータンが紛れ込んでいます。

伊藤若冲は京都で野菜や果物の問屋をやっていたので、どこかからこういう珍しい果物が入ってくることもあったんでしょうね。

とはいえ、収穫したらあまり日持ちしないみたいなので、今の時代でも生のものにお目にかかれることは日本ではそうそうないかも!

冷凍か缶詰で売ってあることが多いんだそうです。次見かけたら絶対買う!

「皮はオレンジ、でも形は……何これ???」

変な形、また来ました。

なんか、根っこのような、みかんのような、怪しい見た目です。

なんか、左下の方がピョロンとしてますね。今にも動き出しそうな……。

これは、「仏手柑(ぶっしゅかん)」。

ミカンの一種です。柑橘類の中でも香りが高いので、観賞用としても人気の果物なんです。

「これ、中身どうなってるの???」

それにしても、「これ、中の実ってどうなってるの???」って思いませんか?

だってこれ、確かにミカンの一種だったのは色でわかりますけど、中がどうなってるのか想像がつかないぐらいに、見た目が変わってしまってますよ!

実はこれ、中の実がないんです。皮があって、あとは実の外によくある白い部分があるだけ。そのままムリヤリ食べても酸っぱいです。

江戸時代にまとめられた植物の学術書『大和本草』には「果物とはいいにくい」とまで書かれてしまっています……。
ブッシュカンの……そしてこの記事の、立場……。

「じゃあどうやって食べるんだよ!」

いやいやしかし、江戸時代と違って、今の私たちは果物のいろんな楽しみ方を知ってます。

ブッシュカンも、そのいい香りを生かして、マーマレードにしたり、砂糖漬けにしたりすると、おいしくいただくことができるんですよ!

やっぱり珍しい果物なのでなかなか手に入らないとは思いますが、何かの拍子に手に入った時には、ぜひ!!

珍しい果物界、第三の刺客(トゲトゲだけに)

さあ、また面白い(っていうか怪しい)見た目のが来ました。何これ。卵?

見た目は、サーッとオレンジ色の点々が流れていて、トゲというよりかツノみたいな所がもう一段階濃いオレンジ色です。
切って中をのぞいてみると、エメラルドグリーンのゼリーの中に種が入っています。

形としても色彩的にも、個人的には好きな見た目ですね。色なんかは完全に蛍光ペンのセットみたいで、怪しいですが。

こういうボールを使って何か球技をしても面白そうです。どこに弾むんだろう、みたいな感じで。

キワノ、キワモノ

これは、「キワノ」という果物です。この名前はニュージーランドの企業の登録商標が世界に広まったもので、日本語では「ツノニガウリ」といいます。

いかにもトロピカルフルーツといった見た目ですが、この果物はアメリカやポルトガル、オーストラリアやニュージーランドなど、少し熱帯からは外れた地域で作られています。

「ツノニガウリ」とはいうものの、ニガウリとはあまり似ていなくて(あ、でもニガウリも種の周りは鮮やかな色ですね)、苦味もありません。

実の外側を食べるニガウリと違って、キワノは中のエメラルドグリーンのゼリー部分を食べます。なので、むしろ味自体がそんなにない感じです。

植物学的にも、ニガウリではなくてキュウリの仲間です。そういわれると、種がちょっとキュウリに似てますよね。

でも意外と栄養のカタマリ

この果物は味よりも見た目が食欲をそそるという意味で、よくヨーグルトに入っています。

実キワノはけっこう栄養豊富で、マグネシウムや亜鉛などを多く含むので、朝ごはんなんかにもいいかもしれませんね!

一見地味、でも中身はさわやか!正体は何?

ここにきて、見た目がぐっと落ち着きましたね。うんうん。

とはいえ、キュウリのような、青唐辛子のような、なんだか嵐の前の静けさのような見た目の果物ですが……。ちょっと、切ってみましょう。


うわっ。つぶつぶ。

すごいですね、これ。宝石みたいなのがいっぱい入ってます。でもこれ、何かに似ているような。

オレンジやレモンや、グレープフルーツのつぶつぶに……。

正体は「フィンガーライム」

そう、これは柑橘類の一種「フィンガーライム」。

見た目そのまま、実の形が指に似ているためこう呼ばれるようになりました。中から小さいつぶつぶがいっぱい出てくることから「キャビアライム」「ブッシュキャビア」ともいわれています。

ちなみにこの「ブッシュ」は「茂み」という意味の英語で、さっき出てきたブッシュカンの「ブッシュ」とは全然関係ありません。あっちは「仏手」ですね。でも、なんというか奇遇なネーミングです。。。

まさに「食べる宝石」、つぶつぶからあふれる果汁と高級感

ライムの一種なので、そのまま実を食べるというよりは料理の付け合わせなどにアクセントとして使う、というやり方が一般的なようです。

元々はオーストラリアの先住民・アボリジニたちの間で食べられていたそうですが、最近ではフランス料理などでも注目されていて使われることが多い果物です!

とはいえ、採れる量がそれほど多くないことや、果樹がトゲに覆われていることなどから、かなり収穫は大変なもよう。その分高級食材でもあります。

いろんな意味で高級感の漂うこの果物。何か、いいことがあった日のごちそうにどうぞ!!

デーンとしたやつ[ジャックとは!?]

さあ。記事が進むにつれて、どんどん地味な見た目になってきます(笑)

なんか、ゴロンとした見た目ですね。木から、ニュッと生えて、デーンとしてます。記事が進むにつれて形容も適当になってきてますが。すいません、もっとちゃんとやります。

パラミツのヒミツ

これは、パラミツという果物。英語では「ジャックフルーツ」といいます。

名前の由来は、仏教用語の「波羅蜜」だといわれています。パラミツがよくとれる東南アジアは仏教が盛んですから、そこから名前がついたんでしょうね。

この言葉……というか字の並び、ひょっとしたら見覚えのある人もいるかもしれません。

この波羅蜜というのは元々「迷いを超えて悟りに至ること、またはそのための修行」という意味で、こういう修行を6種類するためのお寺が、国の重要文化財の空也上人像などがある、京都の「六波羅蜜寺」というお寺です。

これですね、空也上人像。

しかしそれにしても、なんでこの名前なんでしょうか?空也上人も不思議に思ってることでしょう。

一見地味なパラミツ、でも実は……。

東南アジアの他には南米、アフリカなどによくある果物で、単に日本で見かけないっていう意味でも珍しいんですが、実はこれ、世界一大きい果物だといわれてるんです!写真だとわかりにくいですが!!

そのサイズはなんと、大きいものでは長さ70センチ×直径40センチ、重さは50キロにまでなるんだとか!
スイカ10個分と考えると、結構な重さですね!

味は濃厚で、甘みがありますが、熟していけばいくほど、ドリアンと同じような匂いがしてくるといわれています。どうも、ツウ好みの果物といった感じですね……。

使いみちがいっぱい、暮らしに欠かせないパラミツ

このパラミツ、実はこのようにそのまま食べられますし、種は焼いたり茹でたりして食べられます(栗のような味がするんだとか)。

葉っぱと根っこには薬効があり、木材は家や楽器や仏像などの材木に、さらにその中の芯は、お坊さんの衣などを黄色く染めるのに使われるんだそうです!

パラミツは、捨てるところが全くない、すごい植物なんです!

まとめ

さてさて、いろんな珍しい果物を見てきました!

・ランブータン
※毛むくじゃらな見た目の中に、白くて甘い果実が!

・ブッシュカン
※ミカン界の異端児!むしろ皮をいい感じに食べましょう

・キワノ
※蛍光ペンと配色が似てる!栄養満点の不思議なトゲトゲ

・フィンガーライム
※地味な外見、でも中身はまるで宝石!セレブに人気のラグジュアリーフルーツ

・パラミツ
※重さはスイカ×10!捨てるところのない、巨大フルーツ

本当はまだまだ、ここには書ききれないくらい、珍しい果物があるんです!

「所変われば品変わる」というように、気候などが変われば果物も自然と変わってきます!そして、果物は料理しなくても切るだけで食べられるのがいいところ。海外旅行に行った時にでも、ぜひ近くの市場を巡ってみてください!

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