世の中、珍しい野菜がいっぱい!

皆さんは買い物の時、お目当ての野菜をカゴに入れた後、どうしてますか?そのまま何か特売品はないかとか、あるいはなんとなく、そのまま売り場を巡ったりはしませんか?

今回は、八百屋さんやスーパーの棚の隅っこにコッソリ隠れてることがある、そんなちょっぴり珍しい野菜たちについて書いてみました。

しばしおつき合いのほど、よろしくお願いします!

珍しい野菜一覧!何それ!?

ここからは珍しい野菜をご紹介していきましょう。

野菜なのに麺類?そうめんカボチャ

まずはこのお野菜から。これ、何だと思います???

実はかぼちゃの一種なんです。

通称「そうめんかぼちゃ」、植物学的にはキンシウリ(金糸瓜)といいます。

 

20分ぐらい茹でると身がほぐれやすくなり、そうやってほぐれた繊維がまるでそうめんのように見えることから、これらの名前で呼ばれるようになりました。

色合いはきれいなクリーム色。味はあっさりしていて、それこそそうめんと同じようにゆでて麺つゆで食べたり、または三杯酢と合わせて食べたりします。

食感はかぼちゃでもそうめんでもない!

この野菜を初めて食べた時なんですけど、「そうめんかぼちゃ」という名前を先に聞いて食べたので、食感がシャリシャリしていて意外性がありました。

ちょっと、かぼちゃっぽくないというか……。でも、美味しいですよ!

カロリーも控えめなので、ダイエットなどにも向いているかと思います。

えっ?あのゼリー状の生き物が、山の中に?『スタムレタス』

さあお次は、干しシイタケなどと一緒に野菜売り場の乾物コーナーに置いてあることが多いこの野菜。

 

なんだか山菜に近いような地味な見た目ですが、これはステムレタスといわれるレタスの一種(!)

そして、先ほど紹介した画像はステムレタスの茎の芯を乾燥させたもので、日本では山くらげと呼ばれています。

 

名前が似たものに「きくらげ」もありますが、あちらはキノコの一種ですね。

生のものはアスパラガスに味が似ていることから、アスパラガスレタスとも呼ばれています。

意外や意外、おばあちゃんの味

この野菜、干したものを戻して煮物にすると、本当にちょっと太めのクラゲのような、コリコリとした食感が楽しめます。他には、きんぴらなどにしても美味しいです。

陽の光を浴びた乾物特有の風味も、どこか懐かしい味ですよ。

ちょっと変わったところでは、最近ではたまーにメンマの代わりにラーメンに入ってることもあって、徐々に私たちの生活に浸透してきてる野菜といえるでしょう!

えっ?あの海藻が、陸の上に?『おかひじき』

こちらは、おかひじきという野菜です。

なんか、名前が一個前の「山くらげ」となーんとなく同じジャンルのような感じ、しません?まあ、野菜としては、あんまり似てないんですが……。

 

こちらは形が海藻のひじきに似てることから、こう呼ばれるようになりました。

あくを取りながらゆでたものをサラダや和え物にして食べるほか、よく肉料理や魚料理のいろどりに乗ってるイメージがあります。

実は絶滅寸前!?でも栽培はされてるから大丈夫

おかひじきは海のひじきと同じように(?)海辺に自生していますが、海辺がどんどん開発されていったこともあって、天然のものは今では絶滅危惧種なんだとか。

なので、私たちの食卓にのぼるものは、ほとんどが栽培されたものです。

「山くらげ」と「おかひじき」似てるけど……。

余談ですが、うちの親は「山くらげ」と「おかひじき」をよく間違えます。

たまに実家に帰ったとき、
「今日はおかひじきの煮物」山くらげじゃん。
「これは、山くらげ」おかひじきでしょうが。

美味しいからいいけど……。

炒め物に重宝!シャキシャキ食感、穴のあいた葉物野菜『空芯菜』

こちらは、空心菜という野菜です。「空芯菜」と書くこともありますね。

茎の真ん中に穴が空いているのが名前の由来ですが、植物学的には「ヨウサイ」といいます。アオコというプランクトンの繁殖を防ぐ効果があるため、水質浄化に役立つ野菜ともいわれています。

どうやって食べられる???

中国の暖かい地域やタイなどの東南アジア諸国にかけては、とてもポピュラーな野菜です(タイ人の友達は「ほっといてもそこら辺に生えてるレベル」と言ってました。言い方!!)。

東南アジアに旅行に行くのが好きな人とか、あるいはアジア料理屋さんによく行く人の中には、「食べる食べる!」って人も多いかもしれません。でも空心菜、家で食べますか???

元々は強火で一気に炒めて食べることが多いんですよね。

だから、「家ではちょっと……」となってしまうかもしれません。

とはいえ個人的には、それほどコンロの火力が出ない一般家庭(ウチ含む)では、弱火でじっくり炒めても案外美味しいと思います(その時は茎だけ先に多めの油で炒めて、葉っぱは火が通り過ぎないように最後に入れてください)。

最近は日本でも手に入るように

空心菜は、ある程度以下の温度では育たないんですが、最近では汽水域(海水と真水が混ざっている一帯。河口や、海とつながった湖などがこれにあたります)でよく育つことがわかって、日本でも栽培されるようになってきました

私が以前行きつけだったタイ料理屋さんでは空心菜が「時価」だったので、ずーっと高級食材だと思ってたんですが、今では季節によってはスーパーで安く手に入るのでありがたい限りです。

凍ってないのに「氷の野菜」!?『アイスプラント』

さあこちら。見るからにみずみずしい野菜ですね。これは、アイスプラントという野菜です。

日本に持ち込まれて30年ちょっとという新しい野菜なので、なんと和名(日本語での名前)はまだありません。葉っぱの表面に水滴が出て凍ってるように見えることから、こういう名前で呼ばれています。

意外や意外、生まれは過酷な砂漠〜アイスプラントの生存戦略が面白い〜

アイスプラントの原産地は、アフリカ南西部の海沿いにあり世界遺産にもなっているナミブ砂漠。年間降水量が非常に少ないこの砂漠では、わずかな雨のほかに、海から流れ込んでくる霧が水分供給源になっています。

そしてこの海から流れ込んでくる霧には、水分と一緒に微粒子状のミネラル分(主に塩分)が含まれています。

霧が水分として植物に吸収されるより先に、霧に塩分が溶けてしまうため、結果として、植物に吸収される水には塩分が溶けています(海風をずっと浴びてると、上唇が微妙にしょっぱくなりますよね。あんな感じです)。

これ、そのままでは植物にとって相当なダメージです。

 

ワタシたちも、のどが渇いた時に「のど渇いたのか!よし!この海水を飲みな!」ってさわやかに言われたら、まあキレますよね。

 

アイスプラントはそんな生きにくい環境の中にいるわけです。普通に考えたら滅びてしかるべきなところですが、アイスプラントはちゃんと生き延びている・・・

ということは、生き延びた理由があるわけだ

涼しい見た目は砂漠を生き抜く知恵

植物のすごいところは、それでも水分をとらなきゃしょうがないから工夫して進化するところです。

アイスプラントの表面の水滴みたいなのを触ってみるとわかるんですが、実際はこれは水滴じゃなくて、「余計な塩分を表面にためる袋」のようなものになっています(「ブラッダー細胞」といいます)。

 

水分は摂る!塩分は表面に逃がす!」というやり方で、水分を補給しているんですね。

これがアイスプラントが過酷な砂漠でも生き延びれる理由です。

なのでアイスプラントは、私たちが食べてもこの袋のおかげで少し塩味がきいています。

わかったわかった、で、食べ方は???

そんなわけで、食べ方としては、洗ったものをそのまま生野菜として食べたり、あとはサラダの上にあしらったりしても◎です。

あとこれは私は試したことがなかったんですが、周りの人に聞いたところ、天ぷらにしても美味しいんだとか!これは試してみたい!

珍しい野菜まとめ

さあ、5つの珍しい野菜を見てきました

それでは、もう一度順にササッと見ていきましょう!

そうめんかぼちゃ
※シュルシュルほぐれる野菜の一種、夏場にサッパリ!

山くらげ
※山菜風のコリコリ野菜、日本料理と好相性!

おかひじき
※ニヒルな見た目にあっさり味わい、いなきゃ意外と淋しい野菜!

空心菜
※アジアの風を感じる野菜、油で炒めて亜熱帯風!

アイスプラント
※そのみずみずしい見た目は、過酷な環境に耐えるため!

最後に

珍しい野菜って、とっても刺激的!

日々の食生活にちょっとした変化をつけたい時に、こういう「ちょっと変わった食材」って新鮮な気持ちにしてくれますよね。

もちろん料理に失敗してしまったらブルーですが(笑)ここで挙げた食材は、どれもシンプルな調理法で美味しく仕上がるので大丈夫!きっと!

ですから、野菜売り場でこれらの野菜を見かけたら、よかったらこのブログのことを思い出してくださいね!

今回は以上です。最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

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