あまり聞きなれない馴染みのない名前だと思いますが、チコリってご存知ですか?

私が初めてチコリを知ったのは、背の高いイケメン俳優さんが調理している朝のおしゃれ料理番組です。あれ?誰だろ??モコ・・・。

その時はチコリって言われても見たことも聞いたこともなく、もちろん食べたこともなかったので興味津々でした。

チコリは、そんなおしゃれ料理番組や最近では料理本にも度々登場している注目度上昇中の野菜なんです。そんなチコリの全てが分かるようにお伝えしていきます。

チコリとは?アンディーブという野菜と同じ?

チコリとは元々はヨーロッパ原産のキク科の野菜で、フランス語でアンディーブと呼ばれていました。

アメリカに渡った際にチコリと名付けられたので日本ではどちらの名前でも呼ばれおり、これがチコリとアンディーブどちらの名前でも呼ばれる由来です。

チコリは英語でChicory(チコリー)、フランス語でEndive(アンディーブ)。チコリは英語、アンディーブはフランス語なんですね。同じ野菜なのに呼び方が違うなんて紛らわしいです・・・。

ちなみにエンダイブという似たような名前のお野菜があることで、間違ってしまうことも。。。こちらは本文の中盤でご紹介!

 

このなんとも紛らわしい名前のお野菜チコリですが、日本ではまだあまり馴染みがありませんが、ヨーロッパでは古くから、日本のキャベツやレタスのように一般家庭料理でよく使用されている身近な野菜です。

チコリ(アンディーブ)は日本でも人気上昇中!?

日本には江戸時代あたりにはすでに入ってきたとされていますが、独特の苦みもあることからあまり親しまれなかったようですね。

現在はアメリカやベルギーから輸入されていますが、国内生産も少しずつ増えてきているようで、徐々に人気が出てきているお野菜の一つですね。

ちなみに葉先が赤紫色のものはレッドチコリと呼ばれ、鮮やかな色はサラダに入れると彩りもよくとても料理が映え、人気が高まっています。

Endive=アンディーブ。エンダイブって読めるけど?

Endiveを英語読みするとエンダイブになりますが、先に説明をしたチコリ(アンディーブ)とエンダイブは別の野菜なんです。チコリは小さい白菜、エンダイブはチシャ菜によく似ています。

エンダイブはこんなお野菜

さらにそのエンダイブは葉がギザギザしていて縮れているものをフランスでは「チコレ」と呼ぶこともあり、国によって呼び方が違うため、これまたものすごくややこしいですね。

エンダイブはニガヂシャとの別名もあり、その名の通り独特の苦みがあるのが特徴です。
詳しくはこちらの記事で説明しています→エンダイブとは?

チコリとエンダイブの見分け方

チコリと同じヨーロッパ原産でキク科、苦みがある、名前が似すぎているなど共通点も多く混乱するところですが、見た目はまったく違います。

ややこしくて何がどれだかよくわからなくなってきますね。

整理すると、日本で一般的にエンダイブと言うと緑の縮れた葉のリーフレタスに似た野菜で、白菜の芯のような野菜がチコリ(アンディーブ)です

ちなみに国内に流通しているエンダイブはほとんど国内産なんですよ。

チコリはキク科なので味は少し苦め

サクサクした歯ごたえでみずみずしく、ほろ苦くほのかな甘味と香りが特徴です。私は春菊やピーマンが好きなので、チコリの味と食感は食欲をそそります。

ですがやはり食べたことがない人にとては独特なので、ゴーヤやパクチーなどのように好き嫌いが分かれる野菜かもしれませんね。

 

例えば、チコリの根を乾燥させて焙煎したチコリコーヒーの味は、コーヒーとよく似ています。

血糖値の上昇を抑えるなど様々な効能・効果があり、ヨーロッパではハーブティーやノンカフェインのコーヒーとしても親しまれています。

チコリの旬は?

輸入されているチコリは年中見かけることができます。

まだまだ生産量は少ないですが、国産のチコリの旬は12月~2月の冬です。

国産と言えば、岐阜県には国産チコリに力を入れている『ちこり村』があるんです。ちこり村にあるレストランは年中無休で、チコリや地元で育てたおいしい野菜の料理をビュッフェスタイルでいただくことがでますよ。

チコリに含まれる栄養とその効果とは?

イヌリン、食物繊維、カリウム、カリシウム、リン、ビタミンB、ビタミンCなどの栄養を含んでいます。

珍しめの栄養素「イヌリン」とは?

あまり聞いたことのない栄養ですよね?

イヌリンの持つ糖質は、

人間が持つ酵素では分解されず腸で水分を吸収するとゲル状になるため、一緒に摂った糖質の吸収を抑える働きをしてくれる上に、腸内環境を整える

などの効果を持っています。

血糖値の上昇を抑えて、脂肪が体内に蓄積されることを防いでくれるためダイエット効果や糖尿病予防にも注目されているんです。

 

その上、食物繊維が含まれているので便秘解消にも効果的です。

味も栄養も大人向けのチコリですが、見た目や独特の風味からサラダに使われることが多いですが、他にもおすすめのおいしい食べ方があるので、少しご紹介しますね。

アレンジ次第で食べ方いろいろ♪

<画像の出典>

生で食べる時は、キャベツや白菜のように葉を1枚ずつはがして、しばらく水につけその後水切りして使います。

1枚ずつはがしたチコリは舟形をしているため、その葉に好きな具材を乗せて器に見立てて使うこともできて、使い方次第で色々なアレンジができるんです。(チキン、お刺身、チーズなどなんでもOK!)

ですが、独特の苦みが苦手な方や野菜嫌いなお子様には、味付け料理がおすすめです。煮込んだり、炒めたり、グラタンに入れても食べやすいですよ。ほどよい苦みが天ぷらやソテーにもよく合うんです!

美味しい食べ方のオススメ!

天ぷらやソテーに使う時は、葉を1枚ずつはがさずに四等分して使う方が、食感や味が楽しめます。レモン汁でさっと茹でてアク抜きしてから調理に使うとより一層おいしいです。

私のおすすめは、茹でたチコリにハムかベーコンを巻いてバターでソテーし、上からとろけるチーズを乗せるだけ。

簡単でおいしい一品の完成です。

チコリの独特の味と歯ごたえは、とてもワインに合います。

余談ですが、Instagramで検索してみると、皆さん彩りを考えておしゃれに器にされています。葉先が赤紫のレッドチコリはサラダにしても器にしても食卓をきれいに彩ってくれます。

ホームパーティなどでもよく使われているインスタ映えするチコリなんです。

保存方法

チコリはサラダにするなど生で食べる機会が多い野菜なので、買う時から新鮮なものを選ぶと、その分保存期間も長くなります。

新鮮なチコリの見分け方は、持った時に実がしまっていて重みのあるものを選んでくださいね。

チコリはあまりに日持ちせず乾燥しやすく萎びてしまうため、保存する時は、ラップや濡れたキッチンペーパーでくるみ密封した袋に入れ、立てて冷蔵庫保存しましょう。

あまり保存しっぱなしにしてしまうと鮮度が失われてしまうので、冷蔵保存しても3日程度で使い切るようにして下さいね。

まとめ
  • チコリとアンディーブは同じもの。ただ国によって呼び方が違うだけ
  • ヨーロッパでは古くから使われている親しみのある野菜
  • 日本では小さな白菜みたいなものをチコリ
  • チシャ菜やサラダ菜のようなものをエンダイブと呼ぶ
  • 味はほろ苦く、かすかな甘味があるのが特徴
  • シャキシャキとした歯ごたえもあり、ワインによく合う大人の味
  • チコリコーヒーは、体に優しいノンカフェインで味はコーヒー似

イヌリンという聞きなれない栄養が含まれていますが、実は糖や脂肪の吸収を抑えてくれるうれしい効果があって、食物繊維も含まれているのでダイエットにもオススメのお野菜で、サラダ以外にもおいしい食べ方ができるこのチコリ。

おしゃれに食卓を彩ってみてはいかがでしょうか?

少し高めの野菜ですが、味、色、形が独特なのでおしゃれな料理を作る時に1度試してみるのも新鮮で楽しいですよ!